SANTONI スエードタッセルローファー
サントーニのタッセルローファー
イタリアの靴はメーカー(ブランド)は挙げられるが、モデル名とかは全く分からない。
いろんなデザインのものをシーズン毎に展開している、そんなイメージだ。
よってこの靴も一体なんというモデルなのか不明。
箱にはSA20663 11brと記載されている。
ググっても情報はない。
タッセルローファー
タッセルローファーというデザインはとても良いものだ。
なんだろう、うまく言えないけど、「ほうら、私を履きこなしてごらん」という靴のつぶやきが聞こえてくるようだ。
で、実際履きこなすのは非常に難しい印象。
眺める分には素晴らしんだけどね。
意匠としては新しい部類のもので、アメリカ生まれ。
オールデンが最初に作成し、現在も最も有名だろう。
オンでもクールビズなんかにはマッチすると思う。
その場合は足首を出すのではなく、靴と同色のホーズで履くのが弁えている感じが出て好きだ。
それでも通常の革靴よりは十分涼しく快適だ。
マッケイのローファー
この靴はマッケイなので返りも非常によく、めっちゃくちゃ軽快な履き心地だ。
グッドイヤーを中心に普段履いているとその違いに驚くこと間違いなし。
中物の沈み込みもないので、サイズ感が変わることもない。
この点は紐で調整できないローファーでは重要で、グッドイヤーのものであれば沈み込みを考慮してギチギチを選ぶ必要があるが、マッケイであれば最初から快適なサイズを選ぶことができる。
そもそもローファーがあまり遠出をしない前提の靴であることを踏まえれば、この形があるべき姿なのではないかと考えざるを得ない。
一足は持っていて損はない。
おすすめ、マッケイのローファー。
RESHさんでハーフラバーを貼ってもらっている。
これがとっても丁寧な仕上がりで震える。
縁の処理が素晴らしい。
これを30分でやってくれるんだよ。
こういう靴底が薄いマッケイはラバーを貼りたい派だ。
流石に持ちが違うと思うし、メリットが大きいと考えている。
オレンジのライニングでfatte a manoライン。
過去は上級ラインだったようだが、最近は関係ない?
このあたりは情報があまりなく、正直よく分からない。
ただスエードの質は他の手持ちと比べてなかなか良い。(気がする)
サントーニはラインによってライニングがオレンジだったり黒だったりするようだ。
FIT、サイズ感
実寸足長25㎝、足囲24.5㎝でサイズは6。
UKサイズよりはハーフ大きいイメージ。
これはサントーニ共通のサイズ感だろう。
幅は狭めだが、甲は立ち上がりが鋭いイタリアタイプの木型だ。
幅が広めだと認識されている方も履いてみると意外にフィットするかもしれないので、ぜひトライしてみてもらいたい。
(これについてはまた別途言及したい。)