CHEANEY LIVERPOOL
少しロングノーズだが、オンオフ兼用できる絶妙な意匠の靴だ。
JOSEPH CHEANEY
チーニーについては以前紹介したが、チャーチの廉価版のような位置付けのメーカー。近年のチャーチ買収に伴う一連の流れの中で、その立ち位置に変化があったようではあるが、実際目にする状況としては従前とそれほど変化がないということが正直な感想。
日本では代理店も同じだし。
それでもmade in Englandでしっかりとしたイギリス靴だ。
さらにセールに掛かることも多く、そうなるととても実用的な良い靴となる。
ブラウンのVフロントプレーントウメダリオン
もともとはクールビズ、ビジネスにおける夏季の軽装期間に丁度いい靴が欲しい、と思って購入した。
今やスーパークールビズなんかもあってポロシャツを着て黒靴だとやっぱりミスマッチ感を消すのが難しいんだよね。
ただ、この靴、購入して使ってみると守備範囲がとても広い。
ビジネスカジュアル用途に留まらず、スーツでも大丈夫だし、ジーンズでも大丈夫!
むしろジーンズにはよく合うね。
ロングノーズ
この靴のラストは205ラストでロングノーズ。
個人的にはロングノーズの靴は好んで購入しない。
つま先をひっかけてつまずきそうになることがあるんだよね。
この靴でも何度かなっている。
だからこの靴もロングノーズでなくなるならその方がいい。
革質
なんか写真で見るとそうでもないが、この靴の革質がいいんだよ。
『モチッとしている』という陳腐な表現がピッタリだ。
チーニーはかなり革質の個体差が激しいかもね。
まあでも上位ブランドでもそうか。
あとライニングの革質もいい。
ライニングは履き心地に最も影響すると考えているので、個人的にこれは嬉しいポイントだね。
FIT・サイズ感
ラストは205。
実寸足長25㎝、足囲24.5㎝で6ハーフFを履いている。
※チーニーやチャーチは標準widthがF
若干、余裕があるかな。
ロングノーズな木型であることもゆとりを感じる要因かもしれないね。
ただ、オーソドックスな125ラストと同じサイズ感と考えて差し支えない。