あると便利な靴磨きの名脇役たち その②
なんとか2回目にこぎつけた…
無くても全く問題ないが、あるとちょっと便利という、日常に転がっている幸せのような存在に無理やりスポットを当てていくシリーズ。
今回は…
無印良品 木製隙間ブラシだ!
歯ブラシのちょっとごつい版、みたいなこいつ。
これを何に使うかというと、スエードブラシとして使う。
スエードの手入れ用ブラシ
コロンブスのスエードブラシが最もポピュラーかな?
スエードブラシにポピュラーなんてないか。
僕もこのブラシは愛用している。
淡色面と濃色面に分かれているが、それぞれなぜその面が向いているのかは不明。
だれかご存知でしたら教えてください。
汚れた、と感じたときに使用するが、割と目立たなくすることができる優れものだ。
それでいて非常に安価。
500円強で、庶民の強いミカタだ。一本は確保しておくことをオススメする。
ただ、日常的な手入れに使うか、っていうとちょっと違うかな…
って個人的には思うんだよね。
スエードの日常的な手入れに金属やゴムブラシを使用する必要があるのか?
いや、ないのではないだろうか。
スエードレザーもスムースレザーと同様、履いたのちにホコリを落としてやる必要がある。
そのときに用いるブラシとして金属が最適なのか?
長い毛足からホコリを掻き出さなければいけないことは理解できる。
馬毛ブラシでは心許ない。
その次の選択肢として金属ブラシというのはちょっと飛躍しているのではないか。
そう、豚毛さんがいらっしゃるではないか。
もちろん、しばらく手入れを怠っていて、毛が寝てしまっている状態から綺麗に起毛させるには金属が最適であることも理解している。
もともと傷つけて起毛させているのだからガシガシ金属ブラシでブラッシングするダメージは気にしなくていいのも理解している。
論理的でないかもしれないが、それでも個人的使用実感として豚毛さんが最もしっくりくるのだ。
小さいブラシの方が手入れしやすい!
豚毛は馬毛と違い毛足が短いので、ブラッシングの効果範囲が狭い。
更にスエードの場合、払う、ではなく掻き出すことが必要になる。
よってブラシを当てている場所、がよく見えた方が使い勝手がいいのである。
そこにこの無印のブラシがジャストフィットする。
靴全体をブラッシングするのも意外なほど時間はかからない。
こんな感じでタッセルの下もブラッシングしやすいしね…