thekanの靴ブログ

最近開き直って『靴』ブログに名前変えました。

Onitsuka Tiger(オニツカタイガー) CALIFORNIA 78 EX

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アウト?セーフ?

ギリギリの美学、それがオニツカタイガー

だから、濃色ではなく、白や淡色にこそ魅力があると思うのだ。

 Onitsuka Tiger(オニツカタイガー) 

改めて説明するのもおこがましいが、まあ、あれだ、アシックスだ。

アシックスにブランド名を変更する前の名称がオニツカタイガーだったのだ。

しかしアシックスと言えば日本発のスニーカーメーカーを代表する存在だろう。

そういう意味で応援したくなる存在だ。

オニツカタイガーの名称を復刻させ、ファンションラインとしてスポーツライン中心のアシックスと区別している。

 

ギリギリのバランス感が素晴らしい

冒頭でも欠いたが、絶妙なダサさ加減がオニツカタイガーの魅力だと個人的には捉えている。

昔のブランドの復刻ということで、多くの意匠でレトロ感がエッセンスとして加えられている。

そのバランス感は手放しで称賛できるものだ。

 

代表するモデルはこのMEXICO66かな?

 

CALIFORNIA(カルフォルニア) 78 EX

で、これは最近モデルチェンジがされたCALIFORNIA。

オニツカのモデル名は日本のメーカーなのにアメリカの地名。

なんでだ…

っと、気を取り直して、このモデルは、MEXICOはぺったんすぎるだろ…というニーズを拾う、見事なバランスのモデルだ。

 

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ソールはしっかりとした厚みがあり、ナイキのランニングシューズと高さ的には同程度。

もちろん履き心地もいい。

というか、固すぎず、柔らかすぎずで非常に素晴らしい。

 

そしてこの配色にジャーマントレーナーなつま先のデザイン。

う~ん、よいよい。

 

インソールは取り外しができる。

厚みもある程度あるしっかりしたタイプが使われている。

 

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淡色こそおすすめ

これは自信を持って言える。

濃色は安定してスタイリッシュだ。

しかし、濃色を手に取った瞬間、「それなら私でなくもよいのでは?」とどこからか語り掛けられることだろう。

オニツカの淡色には個性がある。

そしてブランド特性のギリギリ感をよりヒリヒリと感じられる。(と僕が思っている)

この、一歩間違えればボウリングシューズ感こそ醍醐味なのだ。

 

もちろんどんなパンツにも気軽に合わせられるものではない。

少なくとも僕のセンスではそうだ。

そもそも白スニーカーがそんなに好きじゃないしね。

………まあ、そんな感性の持ち主でも惹かれる魅力があるってことだ。

 

サイズ、FIT

実寸足長25㎝、足囲24.5㎝で26.5㎝を履いている。

ナイキ、アディダスも26.5㎝を基本として選ぶので、サイズ感はだいたい同じと考えて差し支えない。

幅が細いというよりはポールジョイントあたりの甲が低め。

フィット感の向上に寄与しているように思う。