thekanの靴ブログ

最近開き直って『靴』ブログに名前変えました。

靴界における答えの無い議論 PART1~シューキーパーを入れるタイミング~

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この広大な靴界には太古の昔から存在する議論がある。

今回はPART1としてシューキーパー編をお届けしたい。

数値的な検証をした内容ではないので、あまり役に立たないことはご承知おきいただきたい。

 『即入れ』or『時間をおく』

主に脱いだら即入れ派と時間をおく派に分かれるこの問題。

各派閥の言い分は以下のとおり。

即入れ派の主張:

靴は熱が逃げるタイミングが最も変形する。

だから脱いですぐにキーパーを入れなければ型崩れしてしまう。

時間をおく派の主張:

脱いですぐ入れると湿気がこもり、カビの発生につながる。

湿気が飛んでからキーパーを入れるべきだ。

 

私は時間をおく派だ。大抵翌朝入れる。

即入れしてしばらくしてツリーを取り出したときに、ツリーが湿っていることがある。

湿気に蓋をしているような気分になる。

インソールをカビさせた経験がある身としては、これは怖いのだ。

手持ちで型崩れが気になるものは限定的なので、キーパーを入れるタイミングによる影響も考えられるが、どちらかというとその個体の特徴として見ている。

つまり自分は『湿気(カビ)によるダメージ>型崩れ』として考えているということだ。

これは純粋に経験が影響しているのだろう。(カビ問題を解決するのは骨なのだ。)

即入れ派は逆に型崩れで大きな心理ダメージを受けたことがあるのかもしれない。

 

このあたり拗らせてくると…

■入れて出してまた入れる派

になる。

即入れて数時間後に出して、湿気を飛ばしてまた入れる、というかなり気を使っている方々だ。

行きつくところはこの境地か。私はまだたどり着いていない。

 

でも本当はケースバイケース(多分)

靴内の湿気は様々な要素により変動し、脱いだ状態が常に同一ではない。

即入れしても問題ないと感じる状態のときもあるし、逆に時間を空けた方が確実に無難、というときもある。

例えば着用時間が短いケース。

通勤だけの仕様で、仕事中は履き替えているような場合、大して湿気ていないため即入れする。

逆に雨天のケースでは靴内部の湿気はもちろん、空気中の湿度も高いので、湿気が飛びづらい。

時間を空けた方が無難だろうし、強く降られた場合にはむしろ新聞紙を突っ込んで湿気を意図的に除去する。

つまり常に同一回答でなくてもよいということだ。

あ、あと、キーパーでくり抜きがあるものがあるが、そういうキーパーを使う場合は私も即入れすることが多い。

体感としては確実に湿気は飛びやすいのでね。

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くり抜きタイプの例



 

改めてこれは答えの無い議論である

変数が多すぎて科学的に結論が出せない。

プロの方の意見も割れている。

そう、まさにオカルトの世界の一端なのだ。

結局好きにする他に対応策はない。

まあ、恐らくいずれにせよ致命的な問題には繋がらないだろう。(適当)